TOP > その他 > よくあるご質問

- Q1
- エピペンの注射量は?
- A.
- エピペン注射液0.3mgおよびエピペン注射液0.15mgは、一管2mL入り製剤であるが、0.3mL注射される。
- Q2
- エピペンの内容物は?
- A.
- エピペン注射液0.3mgには、アドレナリンが2mg,、エピペン0.15mgにはアドレナリンが1mg含まれる。また、添加物として2mL中、ピロ亜硫酸ナトリウムが3.34mg含まれる。
- Q3
- 本剤はどのように作用するのか?
- A.
- 本剤は、化学的に合成した副腎髄質ホルモン(アドレナリン)を含有しており、交感神経のα、β受容体に作用する。
1.循環器系に対する作用
心臓においては、洞房結節の刺激発生のペースをはやめて心拍数を増加させ、心筋の収縮力を強め、心拍出量を増大するので強心作用をあらわす。
血管に対しては、収縮作用と拡張作用の両方をあらわし、心臓の冠動脈を拡張し、皮膚毛細血管を収縮させ末梢抵抗を増加させて血圧を上昇させる。
2.血管以外の平滑筋に対する作用
気管支筋に対して弛緩作用をあらわし、気管支を拡張させて呼吸量を増加させる。
3.その他の作用
喘息において、肥満細胞から抗原誘発性の炎症性物質を遊離することを抑制し、気管支分泌物を減少させ、粘膜の充血を減らす効果もある。
- Q4
- 0.3mg、0.15mgはどのように選択するのか?
- A.
- 通常、アドレナリンとして0.01mg/kgが推奨用量であり、患者の体重を考慮して、アドレナリン0.15mg又は0.3mgを筋肉内注射する。
通常、成人には0.3mg製剤を使用し、小児には体重に応じて0.15mg製剤又は0.3mg製剤を使用すること。
- Q5
- 禁忌はあるか?
- A.
- 【禁忌】
次の薬剤を投与中の患者
ブチロフェノン系・フェノチアジン系等の抗精神病薬、α遮断薬
【原則禁忌】
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 交感神経作動薬に対し過敏な反応を示す患者
〔アドレナリン受容体が本剤に対し高い感受性を示すおそれがある。〕
- 動脈硬化症の患者
〔本剤の血管収縮作用により、閉塞性血管障害が促進され、冠動脈や脳血管等の攣縮および基質的閉塞があらわれるおそれがある。〕
- 甲状腺機能亢進症の患者
〔甲状腺機能亢進症の患者では、頻脈、心房細動がみられることがあり、本剤の投与により悪化するおそれがある。〕
- 糖尿病の患者
〔肝におけるグリコーゲン分解の促進や、インスリン分泌の抑制により、高血糖を招くおそれがある。〕
- 心室性頻拍等の重症不整脈のある患者
〔本剤のβ刺激作用により、不整脈を悪化させるおそれがある。〕
- 精神神経症の患者
〔一般に交感神経作動薬の中枢神経系の副作用として情緒不安、不眠、錯乱、易刺激性および精神病的状態等があるので悪化するおそれがある。〕
- コカイン中毒の患者
〔コカインは、交感神経末端でのカテコールアミンの再取り込みを阻害するので、本剤の作用が増強されるおそれがある。〕
- 投与量が0.01mg/kgを超える患者(0.3 mg製剤については30kg未満、0.15mg製剤については15kg未満の患者)
〔過量投与になるので、通常のアドレナリン注射液を用いて治療すること。〕
- Q6
- 注射後、患者は治療を受けるべきか?
- A.
- 本剤は、アナフィラキシー発現時の緊急補助的治療として使用するものであるので、本剤を患者に交付する際には、医療機関での治療に代わり得るものではなく、本剤使用後には必ず医療機関を受診し、適切な治療を受けるよう指導すること。
- Q7
- 投与できる回数は?
- A.
- 0.01mg/kgを超える用量、すなわち、体重30kg未満の患者に本剤0.3mg製剤、体重15kg未満の患者に本剤0.15mg製剤を投与すると、過量となるおそれがあるので、副作用の発現等に十分な注意が必要であり、本剤以外のアドレナリン製剤の使用についても考慮する必要があるが、0.01mg/kgを超える用量を投与することの必要性については、救命を最優先し、患者ごとの症状を観察した上で慎重に判断すること。
- Q8
- エピネフリンを慎重に使用すべき患者とは?
- A.
- 高齢者への投与
高齢者では、本剤の作用に対する感受性が高いことがあるので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
- 妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、妊娠している可能性のある婦人または産婦には投与しないことが望ましい。〔胎児の酸素欠乏をもたらしたり、分娩第二期を遅延するおそれがある。〕
- 小児等への投与
低出生体重児、新生児及び乳児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
- 過量投与
(1) ときに心室細動、脳出血等があらわれることがあるので注意すること。
またアドレナリン受容体感受性の高い患者では、特に注意すること。
(2) 腎血管の異常収縮により、腎機能が停止するおそれがある。
(3) 血中の乳酸濃度が上昇し、重篤な代謝性アシドーシスがあらわれるおそれがある。
- Q9
- 溶液が変色している場合はどうすればよいか?
- A.
- 有効期間内であっても、本剤が変色していた場合あるいは凝固沈殿物が認められた場合には、本剤を使用せず新しい製剤の再交付が必要である。
- Q10
- EpiPenの保管方法は?
- A.
- 本剤は光で分解しやすいため、携帯用ケースに収められた状態で保管し、使用前に携帯用ケースから取り出すこと。
本剤は15℃~30℃で保存することが望ましいので、冷所または日光のあたる高温下等に放置しないこと。
- Q11
- EpiPenにはラテックスは含まれているか?
- A.
- ラテックスは含まれていない。
***EpiPenにはラクトース、スクロース、グルテン、タートラジンは含まれていない。
- Q12
- 有効期限切れの製品はどうすればよいのか?
- A.
- 本剤を使用した場合あるいは使用する必要がなくなった場合には、医療機関等へ本剤を提出する必要がある。
- Q13
- 妊娠中の使用法は?
- A.
- 妊婦、妊娠している可能性のある婦人または産婦には投与しないことが望ましい。
〔胎児の酸素欠乏をもたらしたり、分娩第二期を遅延するおそれがある。〕
- Q14
- 使用前にエピペンの青色の安全キャップを外しても安全か?
- A.
- 青色の安全キャップは安全ピンとしての役割を果たし、内部のバネが連動し、アンプルの貫通と針の連動を引き起こすのを防ぐ。青色の安全キャップは使用前にだけ外すべきである。
